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盗み力 価格: 1,000円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 テレビ番組の演出技法は、仕事や生活上のヒントになることがあります。プレゼンテーションや会議などのビジネスの場に、ニュースやワイドショーやクイズ番組やバラエティで使われているあの方法論・このガジェットは、いいかもしんない。有効かもしれない。そんな気づきを思い切りかき集めてみましたという感じの、おもしろい本です。
番組とのタイアップはしていないそうで、写真等はありませんが、それっぽいイラストが散りばめられていて、雰囲気を感じることは十分できます。
知っている番組のここは確かにいい工夫だねとか、逆に、知らなかった番組を見てみたいなと感じるページもありまし |
BSマンガ夜話―ニューウェーブセレクション 価格: 1,680円 レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 高校時代、いしかわじゅん大好きで、岡田斗司夫の本もかなり愛読してて、という俺ですが、家にBSアンテナないので今まで一度も見たことのなかった番組「BSマンガ夜話」の誌上再録版という内容。 未見なものですから新鮮でそれなりには楽しめました。大友分析、高野分析には結構、発見があって興味深かったです。もう一度マンガ読みたくなる。というキャッチフレーズも、正しい。 ただ、明らかにオタク向け番組のくせに そこかしこに、ふんぎりの悪さがあったりするのは、ちょっとしたストレス。正直言うと、俺にとってゲストの発言が邪魔になる事もしばしば。 「濃い」おたくトークを楽しもうと思うと物足りないか |
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丸山タケシのテレビ メッタ斬り 価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 毎週読んでいる「夕刊コラム」が本になると知り、発売をとても楽しみにしていました。 視点が鋭く 簡潔な文体。 「ポスト・ナンシー関」と言われることもある彼ですが、時に チラリと優しさが垣間見えるのと、思わずニヤリとするタイトルは、独自の味でしょう。 新聞に掲載されたものを少し訂正して、「 その後の○○ 」と加筆されている部分が オモシロイです。 ナンシーさん亡き後、ある俳優が『 僕も書かれたかった…』と語ら れたそう。 ≪ 丸山さんに書かれてみたい ≫もしかしたら、そう思ってらっしゃる方も いるかもね!? 読み進むうちに想像してしまいました。 |
テレビジョン・クライシス―視聴率・デジタル化・公共圏 価格: 2,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 (私の勝手な解釈だが)
天皇的なものの代替物として浸透し始めたテレビ。
こんな考えを今まで持ったこともないが、確かにそうだと思う。
社会そのものであるという嘘を国民に浸透させ国民にとって社会そのものであったテレビ。
その仕組みはものすごく複雑だ、総務省による保護政策が一番大きい。なぜ5局限定なのか。それがもし15局限定だったら、20局限定だったら。今ほどありがたがってテレビ見ていただろうか。
番組を使い捨てするのも使い捨てすることで社会窓であるかのように見えるからだ。
芸能人を育て上げ人気を煽るのもテレビ会社と周辺メディ |
誰がテレビをつまらなくしたのか 価格: 756円 レビュー評価:3.0 レビュー数:5 本書は、現在のテレビメディアの現状、課題、これから未来に向けてどうしていくのかといったことが述べられています。フジ産経グループvsライフドアやNHKの問題についても踏まえて述べられています。
私は、テレビはもう生活の一部になっています。目的を持ってみているより何気に見ている感じがします。娯楽は多様化しているから、必ずしもテレビを見る必然性はない。ニュースなどもバラエティショー化している現状もあるし、どの番組も似たり寄ったりでオリジナリティという面で欠けることもあるでしょう。例えば、そんなに杉村大蔵ってみたいかな。どの局もなぜこの人を追っかけるのかなというくらいに追っ |
テレビ芸能職人 価格: 1,575円 レビュー評価: レビュー数: 「かつて職人芸の宝庫であったテレビ業界が、素人芸の寄せ集めに成り果てようとしている」 そんな不安感を常々抱いていた著者は、昔ながらの技や知識、心意気を今に伝える現役「テレビ芸能職人」15人にインタビューを行った。相手は照明、記録、殺陣、効果、衣装などいずれも裏方に徹する職人ばかりだ。そんな番組制作の根幹を支えてきた人々の経歴やエピソード、仕事や職場に対する思いを語ってもらうことで、著者は現在のテレビ業界が「失いかけているもの」「失ってはならないもの」を浮き彫りにしょうとする。 あるスタントマンは、その仕事の大変さを「骨一本折る程度で済めば楽な方」とさらりと表現する。 |
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「テレビ鑑賞家」宣言 価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 内容も濃く、テレビ業界に媚びない辛辣な物言いに胸がすきました。
テレビ関連の批評やエッセイをよく買いますが、この本はここ数年のベストワンだと思います。
こういう筆者に週刊誌のテレビ評論をしてほしいですね。続編を期待します。 |
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